お風呂の壁と床の隙間(コーキング)から水が染み出すのですが?
コーキング(シーリング)が劣化して、防水機能を果たしていない状態です。
浴室の壁と床の隙間にあるゴムのようなものは、水の侵入を防ぐ防水シール材です。
これが5〜10年経つと、硬化・縮み・カビ・ひび割れで機能を失い、水が入り込むようになります。
対処法:
劣化したコーキングをカッターで全撤去
専用防カビコーキング剤を再施工(DIY可能)
施工後24時間は使用厳禁(水を当てない)
業者に依頼した場合は5,000〜15,000円程度で対応可能です。
水漏れ修理を頼むべき業者はどこ?
水道局指定業者 or 地元密着の水道修理業者がおすすめです。
信頼できる業者の条件は以下のとおり:
水道局指定工事店である(自治体HPにリストあり)
見積もり無料・料金体系が明確
出張・緊急対応可(24時間対応など)
Googleレビューや口コミが良い
作業前に内容と金額を説明してくれる
大手チェーンの水道業者も対応は早いですが、料金が割高になる傾向があります。
複数社に相見積もりを取るのがベストです。
2階の浴室から水漏れして、1階の天井にシミが…これは大ごと?
配管の破損 or 排水の床漏れが原因で、早急な対応が必要です。
これはまさに「階下漏水」トラブルで、住宅保険の対象にもなりうる事態です。
原因として多いのは:
浴槽排水パイプの破損
床下排水のトラップずれ・破損
防水層の欠損
給湯管の老朽化
対処法:
すぐに使用中止・止水
管理会社・保険会社・水道業者に連絡
調査後、床材の解体+配管修理+防水再施工が必要なことも
タンクの中からポタポタ音が…これは水漏れ?
タンク内部で水が少量ずつ便器に流れている状態=“タンク内水漏れ”です。
この状態はよく「チョロチョロ音」「便器内に常に水が流れている」で気づきます。
主な原因は
フロートバルブの不良(ゴムが劣化)
ボールタップの故障(給水が止まらない)
タンク内の水位調整がズレている
オーバーフロー管の異常
対処法:
止水栓を閉める
タンクのフタを開けて部品の状態を確認
フロートバルブやボールタップを交換(DIYも可能)
お風呂の水漏れの応急処置はありますか?
状況によって以下のような対応が可能です。
状況 | 応急処置 |
---|---|
蛇口やシャワーの水漏れ | 止水栓 or 元栓を閉めて使用中止・タオル巻き |
排水の床漏れ | 使用を止めて、濡れた場所に雑巾・吸水シート設置 |
壁や天井からの水染み | 被害拡大防止のため、バケツ設置・濡れたもの撤去 |
コーキング切れ | 市販の応急コーキングシールで一時対応も可能 |
トイレのパイプから水が伝っている…これは何が原因?
配管の緩み、老朽化、接続部のパッキン劣化が主な原因です。
タンクと便器、もしくは床の排水管との接続部からポタポタと水が垂れている場合、
・パイプのナットの緩み
・シールテープやパッキンの摩耗
・配管のひび割れ
が考えられます。
対処法:
止水栓を締めて水を止める
ナットや接続部を締め直す(工具使用)
劣化したパッキンを交換
配管が割れていたら配管交換 or 業者依頼
トイレの壁から水漏れしているのはなぜ?怖い症状ですか?
トイレの壁の中の給水管や接続部からの漏水の可能性が高く、放置厳禁です。
壁から水がしみ出してくる場合、壁の内部で水漏れしている状態であり、
原因としては以下が考えられます
給水管の中折れ、破損、凍結
配管接続部のナット緩み
築年数の経過による腐食・継ぎ目の劣化
放置すると、壁内の木材や石膏ボードが腐食・カビ発生・シロアリ被害につながる可能性があります。
対処法:
すぐに止水栓 or 元栓を締める
壁のしみ・濡れの位置を特定
業者に「漏水調査+修理」を依頼(保険対象になる場合あり)